About the translation & The memory of this summer in Kanazawa
芭蕉俳句の代表作
「古池やかわず飛び込む水の音」
これまで国内外問わず様々な人の手によって翻訳されてきました。
翻訳が一つ一つ違うのは、この句の解釈がさまざまである事の証です。
The old mere!
A frog junping in
The sound of water(正岡子規)
An old pond
A flog jumps in
A sprash of water(新渡戸稲造)
Old pond
Frogus jumped in
Sound of water(小泉八雲)
A old pond,
A frog jumpsin
The water's sound(鈴木大拙)
The old pond,Aye!
And the sound of a flog leaping into the water (チェン・バレン)
などなど・・・
小泉八雲のだけ、蛙が複数形になっている。
これを見た時、この芭蕉の句の中の蛙は、ずっと一匹だと思い込んでいた私は、とても新鮮な気持ちになった。
flogがflogsになるだけなのに、俳句の世界観をがらりと変えてしまう威力を持った「s」。
もしも、どちらにすべきか説明するならば、単なる言葉のトランスだけでは説明不可能で、日本文化の深層に関わらせた説明まで必要になってくる。
5 7 5の世界最小の文学、俳句。
広い世界を詰め込むために、17音という制約が必要だったという逆説によって生まれる芸術ー。
ブログをやめていた間の、夏の追憶。
夏の終わりの金沢一泊旅行ー。
千里浜にてー2016年、夏。
脱走していた、スコクラブのアイドル「福千代ちゃん」が帰ってきた祝賀会を開催されるということで、
厚かましくも、パーティにお邪魔してしまいました。
スコクラブの皆んなに会うのは、去年の夏以来これで二回目。
一年ぶりの金沢です。
鎮座する千代ちゃん。
今は、この時よりもう少し、ふっくらしているとのこと。
一月近く脱走して、皆の協力もあり、奇跡的に救出された千代ちゃん。
このパーティは、捜査隊のメンバーの方々が中心でした。
今回の捜索に尽力され、当日遠方より駆けつけられた、スコクラブファンの皆さんたちの手により、ご馳走が並んでいきます。
4時開催のパーティに向けて馳走を準備する皆さん。
私、見てるだけ、食べるだけ。
料理は大の苦手!
厚かましいのですが、皆さんのご馳走を美味しくいただくためだけに参上したのです。
何日間かに分けて食べたいご馳走でした。
こんなに愛らしい猫ちゃんに出会うことも出来ました。
ハロママさんのおうちのハロ君。
翌日ー
奈良に帰る前にのん福レオのお父さんに連れて行ってもらった犀川
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて 異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや
犀星のこの詩は、なぜ「みやこ」と表現している所と、「都」と表現している所があるのか?
この詩はどんな風に翻訳されるのだろう?
そんなことを考えてしまいました。
勿論、大好きなスケちゃんにも再会しましたよ。
また、会おうね。